あなたは夢の人ですか?

私と出会う10年前に私を夢で見ていたという夫とのおはなし。

崖っぷちと楽園

同棲を始めたのは、年末。

出会ったのが春でしたので、八ヶ月後には一緒に暮らし始めていました。

「お正月は一緒にいたいね」と言っていた彼の願いが叶っていました。

同棲をはじめてすぐの冬の間は、ずっと二人とも仕事に追われていました。

同棲をはじめてからは、仕事関係でいろいろと問題が発生しました。

彼の方で、一緒に暮らすことが決まった時にお声がけ頂いた職先が、「システムが変わるそうなので今月で一旦終了して春にまた来てください。今度は正社員でお願いしたいと思っています」と言われました。

いきなり、また働き口がなくなりました。慌てた彼は、以前バイトしていた職場にお願いして冬の間だけという話で雇ってもらえるようにお願いしました。

そのお願いした職場は、以前バイトをしていたことがあって顔見知りだったことや、冬に人手が必要なところだったこともあり、ありがたいことに、すんなりと決まりました。ですが、5時に終わって帰ってきた前の職場とは違い夜中の10時にクローズでそこから後片付けすると本当に夜遅くの帰宅になりまいした。

 

朝も、そんなに遅くにでるわけでもなかったので、彼は一日中ずっと職場にいる感じになりました。それでも、お金の面では安心できたので、とりあえず、アパートを借り始めていた私たちは一安心。


私のほうは、朝から昼までのパートで、時給は普通じゃなかなかないような金額の恵まれた仕事でした。

 

だけど、初めてのまったくしたことのない畑違いの職種についてしまったので、帰宅してからも仕事関係の試験勉強や、日常業務など覚えることだらけで、ずっと頭が仕事モード。休みの日もまったく休まらない状態でした。

 

友人、知人、誰にも連絡を取ることもなく(とる余裕もなく)、ひたすら、家と職場の往復の毎日。


一緒に住んでも時間が合わなくて、一日のあいだ、ほんと少しだけ一緒にいる感じでした。

「同棲する前に心配してた通りになったねー」って、彼が言っていました。


同棲する前は、定職についてない彼と、専業主婦の私で、お互い時間に時間ありまくりの中でデートしていたので。

だけど、短い時間だとしても、帰りの時間を気にせずに、家で二人でゴロゴロできるのは本当に一緒になってよかったなと思いました。本当に幸せ。朝、起きて隣に彼がいる光景は本当に嬉しいです。出会った時には思ってもいなかった未来。

それでも、ずっと幸せかというと、この時期になっても、まだまだ、お互いに葛藤部分が強くて、お互いがお互いの自分に向き合う作業に関する感情の引き金をひいていました。引きまくりでした(笑)

お互いの葛藤部分が強いというよりも、お互いが目の前にいるからこそ浮上してきていたという表現のほうが正しいのかな。

 

同じ状況をほかの人としても、

同じ言葉を他の人が使っても、まったく気にならないので。

↑これは本当に不思議なんだけど。



一日のなかのとっても短い貴重な二人の時間の中でおこるこの状態はほんとにつらかったです。

時間がもったいないとわかってはいるのだけど、一度反応を示した魂は、なかなかおさまらなくて喧嘩も多発していました。勃発しまくりでした。

元旦那さんと、子供たちの目の前で喧嘩したのは一度きりだったので、喧嘩なれしていない子供たちが、私たちが喧嘩するたびに毎回ヒヤヒヤしていました。

彼とは、もともと、魂からの葛藤が原因の喧嘩は恋愛中からしょっちゅうしていたので、私たちの中では、もう日常となっていまいした。

 

でも、あのころは時間があったので、時間をかけて向き合えていたのけど、仕事もしていて時間も限られてての中での葛藤からくる喧嘩や思いのぶつけ合いは、ただただ心も体もクタクタになりました・・・。

 

この年の冬は、 仕事や、喧嘩、幸せな時間と、めまぐるしく、自分たちで精一杯でした。